どうも！
そうだいです。
HSPという言葉が少しずつ世間に
知れ渡ってきて、
嬉しい反面、誤解や偏った認識も
広がってしまっているのが残念です。
HSPという言葉が広がる一方で、
“エンパス”という言葉も時折見かけます。
しかし、エンパスと言われても
よくわからないですよね？
そこで今回は、エンパスという概念について
ご紹介していきます。
もしHSPについてよくご存知でない
という方は、下記の記事をご参考に
してみてください。
そもそもエンパスって、どういう意味？
エンパスはアルファベットで書くと
『empath』となり、
『empathy（エンパシー）』とも
言われます。
empathyの意味は“共感”といった
意味になります。
似たような言葉に
sympathy（シンパシー）という言葉も
ありますね。
これらの違いは、
empathy（エンパシー）：
他人の感情を理解して分かち合う感覚
sympathy（シンパシー）：
他人の不幸を可哀想に思う感覚
エンパシーは共感、感情移入
シンパシーは同情、想いやり
このようなイメージですね。
つまりエンパスとは、
『人並みはずれて共感力が高く、
＿人の感情や想いに敏感な気質の人』
といったイメージになります。
エンパスの特徴
エンパスにも多くの特徴があるのですが、
今回はその一部をご紹介します。
- 相手に合わせるのが得意
- 他人の悩みを自分のことのように
感じて一緒に悩む - 「あなたはどうしたいの？」と聞かれても、
自分の本心が分からない - 人の話を聞きていると、
まるで実体験のようなデジャヴを感じる - 他人の嘘が分かる
- 相手が何も言わなくても、本音に勘づく
- 残酷なニュースは、つらくて見られない
- 悪口を聞いているだけで具合が悪くなる
- 人が怒られていると、
自分が怒られているようにつらい - 犬や猫など、
ペットの気持ちが何となくわかる - 他人や霊的なものに影響され、
自分の感情が動いてしまう - 土地や場所などの悪いエネルギーを
受け取ってしまう - 相手の気持ちや考えを想像するあまり、
思い込みや勘違いをよくする - 人混みが苦手
など
…なんだかHSPに
非常によく似ていますね。
エンパスとHSPとの違いは？
ここまで読んだ方の多くは
「HSPと何が違うの？」
と思われていることでしょう。
確かにどちらも
“感受性豊かで繊細な気質の持ち主”
という点は同じです。
しかし、今現在の段階では
“HSPの中の一つに、エンパスがある”
という位置づけになります。
（2022年現在）
つまり
『エンパスの人はHSPでもあるけれど、
＿HSPの人はエンパスとは限らない。』
ということになりますね。
しかし、実際には明確な線引きは
ないようにも思います。
そもそもHSP自体に明確な鑑別方法が
あるわけでもないので、そこからさらに
エンパスとの違いとなると、正直難しいと
思います。
しかしあえてわけるとするならば、
『スピリチュアルな感性を
＿持っているかどうか』
と、言えるのではないかと思います。
エンパスの6つのタイプ
HSP同様、エンパスにも細かくタイプが
存在します。
身体直感型
主に、相手の身体に起きていることを
直感的にわかるタイプです。
そのため相手が求めていること、
相手の体調不良な部分まで見抜けてしまう。
直感ですので、ほとんどが気のせい、
もしくは無意識で感じていると言われて
いるようです。
身体ワンネス型
相手の身体に起きたことを、
自分の身体の中で同じように
起きているように感じるタイプです。
一緒にいる人とシンクロして、
自分自身も痛みなど不具合を
「一体化」して感じてしまいます。
自分では理由がわからないのに
イライラしたり泣きたくなったり
することが多い人は、
周りでそういった感情を持っている人の
気持ちを無意識に拾ってしまっている
可能性があります。
感情直感型
目の動きや声のトーン、顔色などで
相手の感情が直感的にわかるタイプです。
また相手が求めていることも
なんとなく察することができます。
そのため損な役回りを
引き受けてしまう方も多いようです。
感情ワンネス型
相手の感情が自分にも伝播するタイプ。
つまり身体の内側で、相手と同じ感情を
感じてしまうのです。
エンパスだと気付いていなければ、
それが自分の感情なのか相手の感情なのか
判断することができず、
感情に振り回されてしまいます。
知的変容型
人の思考を自分のもののように
体験するタイプです。
エンパスの中でも理解されにくいと
されていて、自分自身でも気付きにくい
場合が多いようです。
複雑な仕事や論理を分かっている人と
一緒に仕事するとすぐに身についたり、
高度であればあるほど早く理解できる
能力があることも特徴です。
スピリチュアル・ワンネス
スピリチュアル・ワンネス（霊的一体化）は
人の内面をそのまま体験できる能力です。
目の前で向き合っている人だけでなく、
遠方にいる人やすでに亡くなっている人、
また守護霊、ひいては神までも、その考えや
内面を理解できる能力です。
スピリチュアル・ワンネスは、
能力の差はあるものの、
誰でも魂を磨くことで得られる能力と
いわれています。
その他の特殊なエンパス
アニマルエンパシー（動物共感型）
動物の考えや感情を読み取ることが
できる能力です。
動物と話したりすることができる方も
このエンパスの可能性があります。
メディカル・エンパシー（機会共感型）
身体の共感が深いところで繋がり、
相手の病気を疑似体験します。
例えば治療中の苦しさや治るかどうかの
判断、またその余命さえも感じ取ることが
できるようです。
共感しすぎると、心に深いストレスを
感じてしまうのでセルフケアが重要だと
思います。
ガーデニング・エンパシー（植物共感型）
植物と一体化し、植物と会話したり
必要としているものがわかるようです。
すべての植物と会話できる方もいれば、
花や木など、特定の植物とだけ
意思の疎通ができる方もおられるようです。
クリスタル・エンパシー（結晶共感型）
宝石やクリスタルなど、鉱物の波動を
感じ、その世界観を感じることが
できるようです。
もしかすると、パワーストーンの力も
深く感じとるのかもしれませんね。
まとめ
ここまでお疲れさまでした。
エンパスという神秘的な能力。
素晴らしいと思う反面、HSP以上に
疲れやすく心を揺さぶられてしまう
のではないかと思いますね。
僕自身、エンパスなところも
あるのかなと、改めて思いました。
しかしエンパスのなかでも
メディカル・エンパシーでなくて
良かったと感じております。
もしそうだった場合、
心が耐えられなかったでしょうから。
しかしそれらの能力を占い師や、
スピリチュアルカウンセラーといった
形で活かしておられる方もおられます。
自分と向き合い、前に進んだ結果ですね。
本当に素晴らしいと思います。
僕も、これからも自分自身と対話を
続けていき、精進し続けないと
いけませんね！
最後までお読みいただき
ありがとうございました！
それではまた！！